最近Youtubeネタのサルベージばかり。
毎日というわけではないが、けっこう頻繁に帰り道の一方通行になっている道路に若い警察官がカブにまたがって立っている。いつの頃からかわからないが、去年の冬はその姿を見た気がする。多分その一方通行の小道が大通りに面しているので、そこでノーヘルの原付や、無灯火の自転車を取り締まるために立ってるんだろう。今日も帰り道、寒空の下その若い警察官はカブに跨り立っていた。その警官はちょっと特徴があって、いつも口に笛を咥えてカブに跨っているのだ。おそらく違反者を見つけた瞬間に笛を吹きカブを発進する体勢でをとっているのだと思う。でないと片手運転になってしまうから。しかしその真面目な顔で笛を咥えて立っている姿が、どうしても口におしゃぶりを咥えてるように見えて、ちょっとかわいいのだ。僕はその若い警察官に敬意を込めて心の中で『おしゃぶりポリス』という名前をつけている。僕はこれから風呂に入って寝るけれど、彼はまだ寒空の中、違反者に注意するために立っているのだろうか。この前も無灯火の自転車に轢かれそうになった。あろうことかその無灯火運転野郎は吐き捨てるように『あぶねーな、アホ!』と言いやがった。そういうバカがこの世の中からいなくなるまで、おしゃぶりポリスは眠れない。がんばれ!おしゃぶりポリス!!
忘年会シーズンまもなく到来!!ってことで、正直面倒な季節になってきたわけですが、こんな芸の一つもあれば忘年会将軍の名を欲しいがままにできるんでしょうな。“ちょっとなんかやってみろ”なんて言われて徳利の3本でもくるくる回したりして。そんな大人にだけはなりたくない、なんて思ってましたが汚れちまいましたよ。
上のPVはFatboySlimなんですが、この人の音楽は特に好きなわけでもないんですが、PVはいつもいいですね。スパイク・ジョーンズのクリストファー・ウォーケン踊りまくりの“Weapon Of Choice”とか。
で、このジャグリングPVがとってもいいなと思ってYoutubeで検索したら、なんと僕が確認しただけで12種類も。すべてジャグリング系というか大道芸ものばかりなんですが、どれもなかなか良い。でちょっと調べてみたら、当初上のジャグリング(Chris Blissという人で有名人みたい)や、下のフラフープPVが作成されて、その後そのPVに触発された一般のジャグラーたちが応募してどんどん増えていったようですね。
いいですね、これも。これはどうやらオフィシャル。
で、その他のこれとか・・・
これとか・・・おそらく、勝手に作られてYoutubeにあげられた作品。
これは、どっちなんだろ?派生作品なのかオフィシャルなのか。
どちらにしろ、FatboySlimのPVに触発されて派生的に生み出されていく作品が、出演するジャグラー達の“世界中の人に見てもらいたい”という欲求を満たし、それがさらにFatboySlimのプロモートにもなっているわけでして、ただのハゲオヤジじゃないぜ、ノーマン・クック。
ニュー・ウェーブに対してノー・ウェイブなんですが、ぶっといベース、ファンクっぽい音なのに黒くないビート(ESGは黒人姉妹グループなんだけど)、スカスカでヘタウマ、それがノー・ウェーブです。本当は80年代初頭にポストパンクとして生まれた経緯や、デビッド・アレン、イーノやZeレーベル、99レコードというニューヨークのアンダーグラウンドレーベルから英国Yレーベルへ続く人脈やら、ダブとロック・アゲンスト・レイシズム的な思想背景やら、いろいろとややこしい話はさておき、かっこいいと思います。ちなみに下のLIQUIDLIQUIDや、ESGはヒップホップ系のネタとして呆れるくらい使いまわされているんですが、音がスカスカなんで上に他の音を乗せやすいというのが最大の理由とか。この2バンドのオリジナルは80年にマイナーレーベル『99records』から二個イチで一枚のアルバムとして発売されてます。オリジナル盤を15年ほど前に買ったんですが、これが33回転と45回転が混ざっていて、聴いている最中に回転数を変えなくてはいけないという面倒なシロモノ。最近はグラウンドロイヤルからネタ堀りものとしてCD化されて、未発表曲までおまけで付いて、昔けっこうな値段でアナログ買ったオレ涙目。でもLIQUIDLIQUIDのCDはアマゾンでもプレミアついて1万円以上してます。
LIQUIDLIQUID。デュランデュランの方がパクリだよ。
ESG。これは最近のライブ映像。
厳密に言うとノーウェーブと違うけど、Yレーベルのア・サーティン・レイシオ。
帰りの電車はいつも、山科から乗るので必ず座ることができる。特に高槻まで普通で、それ以降快速になる電車は多少時間がかかるが、本を読んだり居眠りしたり音楽を聴いたりするにはちょうどいいのだ。今日も四人掛のボックス席の一番奥に座れたので、あずまひでおの『失踪日記』を読みながら、面白くて居眠りもできずにいると、隣に向かい合わせで、学生だかOLだかわからないが若い女性二人組が座った。目の前で50代のサラリーマンが口をあけて寝ていたので、『これでバランスが取れたな』とよくわからない安堵感の中、居眠り体勢に入ることにした。高槻あたりから寝るとちょうど40分ほど眠れるので、目覚めがいいのだ。しばらくウトウトしながら、聞くでもなしに隣の二人組みの会話を聞いていた。A:『○○さんは、けっこう細かいからなぁ』B:『そうそう』A:『ちょっと言うこと小さいところあるしな』B:『そうそう』A:『神経質っていうかね』B:『そうそう』A:『いい意味でね…』B:『うん、いい意味で…』(・・・いい意味?いい意味か?←オレ)さらに会話は続く。A:『ちょっと固いところあるしな』B:『言うことは言いはるしな』A:『嫌いじゃないけど、なかなか付き合うの大変やねん』B:『私も合わへんわけじゃないけど、生真面目すぎやな、いい意味で』A:『いい意味でな』(え?いい意味か?本当にいい意味なのか??←オレ)かねがね、この『いい意味で。』という言葉を使うときは、かなりの割合でいい意味ではないことが多いのではと疑っていた。いや、正確に言えば、いい印象を持っていないのに、それをハッキリ言うのは憚られる場合に、使われるのでは、と。『いい意味で神経質』『いい意味で狡賢い』『いい意味で鈍感』『いい意味で頭のネジが緩い』等々。確かに、これらマイナスイメージの性格や資質を表現する場合に『いい意味で』を付け加えれば、『他の人ならマイナスな資質でもあなたにとってはそれが個性』的な言い回しになる。だが大概の場合そこには、そこはかとなく100%そう思ってはいないという、『よくない意味』が混ざっているのではなかろうかと・・・。『賢い』『優しい』『正直』には、わざわざ『いい意味で』をつける必要は、当然ない。とは言え、『頭ちょっと薄くなってきたね、いい意味で』『最近急に老けたね、いい意味で』のように、見たままの形容詞にはいくら『いい意味で』をつけても、無駄なようだ・・・。
・・・と、まるっきり無駄なことを考えているうちに(←いい意味で)、眠りに落ちて気づけば尼崎だった。芦屋駅まで先日i-podに落としたジュニー・モリソンの『5』を聴きながら帰ることにした。このWalter "Junie" Morrisonは、オハイオ・プレーヤーズやファンカデリックのキーボーディストなのだが、あらゆる楽器が弾けて、なおかつ『One Nation Under A Groove 』や『Knee Deep 』という屈指の名曲の作曲者であり、ソロ作品も含め手がけた曲はどれもクオリティが高い。(プリンスは間違いなくこの人からかなりの影響を受けていると思う)この『5』というアルバムも、全曲とても30年近く前の作品とは思えない音。P−FUNKという風呂に入らなさそうな連中から、汗の臭いを消したのは間違いなくこの男だと思います。
ちなみにこの人は、妙な音色でうねるシンセを多用することから『変態的天才』と呼ばれてます。もちろんいい意味ですけどね。
公式HPhttp://www.juniemorrison.net/miva/merchant.mvc?Screen=CTGY&Category_Code=DIGI
http://www.totemwebcasters.us/sngs/JFR169006SJ-J2.mp3
http://www.totemwebcasters.us/sngs/JFR169005J5-RR.mp3
http://www.totemwebcasters.us/sngs/JFR169004BA-AS.mp3
http://www.totemwebcasters.us/sngs/JFR169005J5-J5.mp3
↓これは関係ないけど、白人の素人さんが、『One Nation Under A Groove』をカヴァーしてたので。
![]() | 架空の町 J.L. ボルヘス、チェスタトン 他 (1997/12) 国書刊行会 この商品の詳細を見る |
国書刊行会から刊行されいている『書物の王国』シリーズで刊行されている『架空の町』を読む。このシリーズは、『人形』『鉱物』『植物』など、テーマを定めて古今東西、古典から近代文学まで広い範囲でテーマにあった良質の短編をまとめている。今回読んだ『架空の町』も、第一編から『武陵桃林』(桃源郷の物語の元)で、いきなり引き込まれる。桃源郷の話って、皆知ってる有名な話だけど、原点となっているのはこの『武陵桃林』で、ものすごくあっさりとドキュメントタッチで書かれている短い物語(というより、日記)だってことは知られていない気がする。その他にもH.Pラヴクラフトやボルヘスといったこの手の奇想物アンソロジーではおなじみの大御所から、萩原朔太郎の『猫町』や、『虚無への供物』の中井英夫、つげ義春や泉鏡花までフォローの範囲は驚くほど広くて楽しい。やっぱり泉鏡花は狂ってていいなぁ。
で、話はかわるが、この『架空の町』という言葉自体が、とても魅力的なんだが、僕も時折この架空の町へ行くことがある。架空の町のラーメン屋へ。そしてその店が出す澄んだスープの醤油ラーメンがめっぽう旨い。日は完全に没しているんだが、日の名残であたりはうっすらと青い。ぽつぽつと街灯が頼りなくつき始めた路地を進み、何だかよくわからない機械(オーブンのようなもの)を売っている古い店の角を右に折れると、はたしてそのラーメン屋はひそりと開店している。しかしラーメン屋というにしては、その店はあまりに頼りない。袋小路になった板葺きの家屋と家屋の隙間を使って、毎晩勝手に(?)開店しているようなのだ。五脚ほどの椅子と小さなカウンターに控えめな提灯。人家の隙間でそれを広げているだけなので、当然屋根もない。その店はいついっても数人の先客がいて、静かに麺を啜っている。
と、まぁ、勿論これはよく見る夢の話なんですが、腹が減った状態で寝ると見るんでしょうね、おそらく。なぜだか定期的に見る夢で、しかも毎回同じ町なので、いまや架空の町の地図がかけるくらいです。夢には色も味も匂いもないなんていいますが、あれは嘘ですね。・・・と、人の夢の話を聞くくらい退屈なことはない・・・と、どこかで読んだ気がするので、夢の話はこのへんにして、違った意味で夢のようなラーメン屋があります。いや、正確にいうと夢に見そうなラーメン屋というか・・・。
http://nagoya.cool.ne.jp/gami1/
ラーメンの写真をリンクで貼りたいところですが、なんだかいろいろありそうで、怖いのでやめておきます。一番下の写真を見ていただきたい。ラーメンにウドンミックス・・・。具にちくわとキャベツ。。深夜の2時から5時までしか営業していない・・・。全国にカルトラーメン屋は多々あれど、これぞカルトの王者というに相応しいですよ。で、実は、昔ここに行ったことがありまして、当時はまだネットなんつーモノどころか携帯もない時代でしたから、本当に探すのが難しかった記憶があります。そもそも記憶なくしそうなラーメンでしたけどね。入ったらなぜか会社四季報が山済みしてあって、店主から株のお話を聞きながらラーメンを啜りました。あれからだいぶ経つので、夢だったのかも・・・と、思い始めていたのですが、調べたらそうでもなかったんで、ちょっと嬉しかった次第です。
Author:masa
芦屋と京都を軸に徘徊。
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