Snow Soul Records

最近Youtubeネタのサルベージばかり。

読書の秋その1『江利子と絶対』

2007.10.29

category : book

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本谷有希子さんの『江利子と絶対』を読了。日曜の午後、3時間弱で読めました。この人は『劇団、本谷有希子』の主催者で脚本・演出をされていて、舞台を見た友人から、かなり良かったと聞いていたので、買い置きしてあった次第です。で、感想はというと・・・いろんな意味で興味深かったです。








江利子と絶対〈本谷有希子文学大全集〉 (講談社文庫)江利子と絶対〈本谷有希子文学大全集〉 (講談社文庫)
本谷 有希子 (2007/08/11)
講談社

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話はかわりますが、漫画家の山本直樹という人は、おそらく一般的には映画化された『ぼくらはみんな生きている』や、『ありがとう』なんかが有名だと思うけど、この人はこれら長編より、短編の方が圧倒的にクオリティが高い。文学の世界で言う短編の名手というに相応しい人だと思っています。というより、むしろ長編は苦手なんじゃないだろうか。近作の『ビリーバーズ』は中編(上下巻)ですが、そのくらいまでの尺の作品での、ストーリーの持っていき方や飛び方、仕掛けの面白さは抜群です。そのテイストの面白さの秘密は、おそらく文学や映画、演劇的手法を漫画に持ち込んでいることだろうと、かねがね思っていました。どのくらいかねがねかというと、まだ山本直樹氏が『森山塔』名義でいわゆる“成人漫画”を量産されていた頃からです(20年くらい前)。なにしろ成人漫画だから、主題はもちろん“エロ”なんですが、にもかかわらず、『ホテル・ニューハンプシャー』や『ガープの世界』のジョン・アービングや、『スローターハウス5』や『猫のゆりかご』のカート・ヴォネガット・ジュニア的なテイストであったり、引用があったりと、当時、そのあたりが気になって読んでても“エロ”どころではありませんでしたよ(笑)。研究所の爆発で母を亡くした姉弟が、空を飛ぶヘリを見上げて『あれは、ヘリコプターじゃない。ヘリコプターに姿を変えたお母さんなんだ。』とか(若干違うかも)。


話は逸れましたが、本谷さんの『江利子と絶対』を読み終え、一番に感じたのは『この人はとっても山本直樹に影響を受けているな』です。もう、話の持っていき方、キャラクター作り、そこでおきる事件の随所に山本テイストが。とすると、本谷さんがアーヴィングやボネガットの影響下にあるのではという話なんですが、そうではなく、やはり山本直樹の影響下としか思えない。文学が漫画に影響を与え、漫画が文学に影響を与える。こういうと、批判がましく聞こえますが、僕はそれはすばらしいことだと思うんですけどね。漫画より文学の方が“高級”だと思っている人が言えば、批判なんでしょうけどね。結論としては、単純に面白かったので他の作品も読んでみようと思います。と、ここまで書いて、上のリンクをするためにAmazonで本谷さんの作品を検索したら・・・


 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ


 なんと、山本直樹氏がカバー絵を(笑)。確信犯だったわけですな。








BLUEBLUE
山本 直樹 (2006/07/20)
太田出版

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山本直樹氏の初期短編集(復刻版)にして、全国初の有害図書指定を受けたことでも有名なこの『BLUE』の表題作の中で、盗難車で逃避行をする高校生の男女が、トレーシーチャップマンの『Fast Car』がカーステレオから流れる中で会話をするシーンは、何度読んでも鳥肌が立ちます。話ているうちに、曲は『みちのく独り旅』に変わるんですけどね(笑)。 


ようつべ

2007.10.27

category : music

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いまさらですけど、Youtubeのこういう使い方がこのシステムの正しい使い方って気がしますですね。いまや、メジャーなアーティストも自らPVをここにアップしたりしてますから、同じ土俵に上れるわけですよ。↓


http://www.youtube.com/profile_videos?user=joeburton77&p=r


この人、素人の人だと思うんですけど、一人で淡々といろんなアーティストを149曲もカヴァーしてアップしてます。すごいなぁ。しかも枯れた感じの音と声で、けっこういいんですけどね。



 ボブ・マーリィ。



REM。


 


ドノヴァン。


他にも、レディオヘッド、ボン・ジョビ、ボブ・ディラン、ニック・ドレイクとかメタリカまで。かなり選ぶアーティストがデタラメだけど、味はありますね。


関係ないけど、うちの会社にこの人そっくりな人がいます(日本人)。

嫌いな世界だからこそ心血を注いだ

2007.10.25

category : art

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嫌いな世界だからこそ心血を注いだ・・・とは、配管工として生計を立てながら淡々と壮絶な漫画を描き続けた『おのれらに告ぐ』の平田弘史先生の言葉だが、以前紹介したオランダの木コラージュアーティストのRonVanderEndeさんのHPが少し更新されておりましたので。この方は別に嫌いとか言ってないんですけど、こういう“なんでもないもの”を淡々と造り続けていることに軽い感動を覚えました。


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血だるま剣法・おのれらに告ぐ 血だるま剣法・おのれらに告ぐ
平田 弘史 (2004/09)
青林工芸舎

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これは平田弘史氏の代表作で短編集なのだが、全編猛烈な濃度の男臭かつ傑作。泣ける。


予定では

2007.10.21

category : design

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もうそろそろ、自動車や電車も車輪の呪縛から解き放たれて、30センチほど浮きながら移動してるはずなんですけどね、子供の頃の僕の予定では。


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そのはずが、結果的に↑これですからね・・・(涙)


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で、これはブラジルのオンライン洋服屋さんで売ってるTシャツのデザイン。かっこいい。


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女の子も素敵なこのサイトは上の写真クリックで。

DNAとD.T.DX

2007.10.15

category : music

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時々見ているミュージアムショップのサイトで見つけたのだが、なかなか面白い。まず、申し込むとキットが送られてきて、それで自分のDNAデータ(唾液等)をサンプリングし、カナダにあるラボに送ると解析してもらえる。その解析データをキャンバスに顔料で印刷し、送り届けてもらえるというサービスだ。自分がデザインした、世界で一枚だけの絵画ってことですね。88,000円という値段が高いかどうか、微妙なところですけどね。


で、DNAといえばデオキシリボ核酸か、痙攣ギターでおなじみのアート・リンゼイが80年代初頭にやっていたノー・ニューヨーク系のバンド『D.N.A』ですね。プロデューサーであるブライアン・イーノの、“時代の空気を切り取る”という作業はさすがだと思いますが、アナログの初盤ももってますが(←さりげなく自慢)、好みで言えばそのあとで結成した、アンビシャス・ラバーズのほうが好きです。


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いつもより多く、痙攣しております・・・かどうか別として、中盤序の狂気のノイズギターは、DNAのパンクな音よりも、こっちのアンビシャスみたいな、洗練された音の中でのほうが、より際立ってヤバイ感増量だと思うんですけどね。最近のアート・リンゼイはボサやエレクトロ方面に行って、どうも大人で清潔な音楽をされてますが、本来は節操のないところが魅力の人思うんですよ↓


 


中谷美紀さんの後ろで、嬉しそうにギター弾いている、少し頭髪の寂しい男が、アート・リンゼイですわ。まったく節操ないですね。かつて、ノー・ニューヨークでパンクより過激なパンクであった男が、ゲイシャ・ガールズと・・・。金髪でドラム叩いている教授もいかがなものかと思いますがね。バブルって恐ろしいですね。でもこの曲は80’Sの香りが割と好きなのでカラオケで友人によく歌ってもらってますけどね。

ゲバラと縦スクロール

2007.10.14

category : art

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昔から、ロック方面の方にも、サッカー方面の方にも、もちろん左翼方面の方にも人気のチェ・ゲバラだが、最近では、ローゼン閣下こと麻生大臣の執務室にもあの有名なポスターが張ってあるってことで、話題になてますね。実際、ワタクシもニュース映像でそれに気づいて、むしろ今では保守系の方に人気なんですな、と思ったていたところでした。この人は50年代に日本にも来ているわけですが、その際に予定になかった広島にどうしても行きたくて軍服のまま夜中にホテルを抜け出し、夜行列車で広島に行き、そこで原爆の悲惨さに触れ、『なぜ日本人はここまでされてなお、アメリカに従属するのか!』と物凄く真っ当なことをおっしゃったそうで、保守系に人気になってきているのはそのあたりですかね。最近では元々反米であった左翼が護憲を叫んで、保守陣営が、憲法改正で真の独立をとか、なんだか本当に捻れまくってますからね。・・・と、初めて政治的なことを書いてみる(・・・ってほどでもないですか、そうですか。)


で、そのゲバラさんがらみで、ちょっと気になっていたことがあったので(ゲバラの手記に基づいた“モーターサイクル・ダイアリーズ”という映画について)ウロウロしていたら、こんなものを見つけました。


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これなんですけどね。昔、ファミコンソフトで、『ゲバラ』ってそのままの不謹慎な縦スクロールのシューティングゲームが出ていました。けっこうくレアだと思うんですが、ゲームにあまり詳しくないんですけど、いわゆるクソゲーってやつですかね?・・・実は私、友人の家でこれをやった記憶がおぼろげながらあります。しかもSNKから出てたとはね。


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こんな感じの画面を進みながら、ゲバラがひたすら敵を撃つ、手榴弾で爆死される、そんなゲームなんですが・・・


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最後のステージはなぜか京都・・・。大文字焼きが・・・。というわけで、恒例のミヤコネタをキューバからお届けしました。

隕石と時計

2007.10.11

category : photo

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やっと涼しくなって、ちょっと街にでもくりだしてみようかなんて季節になってきたわけですが、気をつけないと、隕石落ちてきたりしますね。こんな話本当にあるのか・・・と思いますが、南米に隕石が落下、そこから謎のガスが噴出して、何百人という住民が頭痛や吐き気を訴えて病院に収容されたらしいです。少し前のニュースなんですが、大体こういう話って続報が出ませんね。時を経るにつれ、ウヤムヤに。ヤバすぎて意図的に隠しているのか、調べてみたらなんでもなかったとか(おそらく後者)、どちらにせよ、この隕石話もいろいろと事情がありそうですな。


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隕石とはまったく関係ないですけど、時計欲しいなと。候補のひとつはこれ。


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ヌーカっていうんですけど、とにかく時間がわかりづらい、見にくい時計ってコンセプトらしいんですが、ニューヨークのデザイナーでマシュー・ウォールドマンって方が主催するブランドです。この人は『妖精労働組合』という、なんだかわからないこともされてます。
http://www.fairylaborunion.com/

今晩の音楽

2007.10.06

category : music

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一枚目はけっこう前に買ったCDだが、ヌジャベス(nujabes)さん。有名なトラックメイカーのソロ作品ですが、nujabesという名前が本名のセバジュンの逆さ読みだと最近しりました。秋の夜長になかなか合います。珈琲飲みながら静かに聴くのもいいけど、ipodにでも落として、夜の散歩のお供にも。










Modal Soul Modal Soul
Nujabes、Uyama Hiroto 他 (2005/11/11)
インディーズ・メーカー

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下記のサイトで全曲試聴できますよ。


http://www.juno.co.uk/search/?q=nujabes&x=0&y=0&precision=all&column=all


1曲目、3曲目必聴。で、ちょっとおもしろいものみつけたのですが、この人は海外でも人気な方なので、海外の普通の女の子(おそらく)が、自宅でその1曲目、3曲目をピアノカヴァー。



 


JAWS3

2007.10.04

category : art

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ジョーズ3って、確か飛び出るメガネで見る映画じゃなかったっすかね?記憶違いだろうか?


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勝手に告知

2007.10.04

category : book

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週末の6日(土)のトップランナーに森見登美彦氏が出演されます。










四畳半神話大系 四畳半神話大系
森見 登美彦 (2004/12)
太田出版

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で、森見さんの男の汗の匂いの染み込んだ四畳半の世界とは関係ないですが、汗の味のソーダが発売されたそうです。他には、土味、芝生味等。僕は、芝生味くらいでいいです。




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masa

Author:masa
芦屋と京都を軸に徘徊。
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